Webサイト自動生成AIの無料ツール12選|仕組みと生成後に直すべき5項目

Webサイト自動生成AIの無料ツール12選|仕組みと生成後に直すべき5項目

「Webサイトを自動で作ってくれるAIを、無料で使いたい」。ここ数年でそんなツールが一気に増え、どれを試せばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、Webサイトを自動生成できるAIの多くは、無料プランや無料枠で試せます。WixやJimdoのように生成から公開まで無料でできるものもあれば、Google StitchやGeminiのように「デザインやコードの生成」までが無料のものもあります。ただし、どのツールもAIが作るのは「その業種でよくあるサイト」のたたき台です。成果につながるサイトにするには、自動生成したあとに人が直すべきポイントがあります。

この記事では、AIがWebサイトを自動生成する仕組み、無料で使えるツール12選、そして生成後に必ず直すべき5つの項目を、ホームページ制作会社の視点で解説します。

目次

Webサイト自動生成AIとは?仕組みを知ると使い方が変わる

Webサイト自動生成AIとは、業種や目的、好みの雰囲気などを文章で入力するだけで、ページ構成・デザイン・文章・画像・コードを自動で組み立て、Webサイトとして表示できる状態にしてくれるAIのことです。

AIが自動生成するときの流れは、おおむね次のようになっています。

AIがWebサイトを自動生成する仕組みの図解
AIがWebサイトを自動生成する仕組み

ここで大事なのは、AIは学習したたくさんのWebサイトをもとに、「この業種ならこういう構成・デザインが一般的」というパターンを当てはめているという点です。そのため、指示がシンプルなほど、どこかで見たようなサイトになります。逆に、ターゲットや強み、載せたい情報を具体的に伝えるほど、自社に合ったサイトに近づきます。

無料で使えるWebサイト自動生成AI 12選

無料で試せる主なツールを、タイプ別に紹介します。

Webサイトを無料で自動生成できるAIツールの一覧表
無料で試せるWebサイト自動生成AI 12選

ビルダー型(生成から公開まで完結)

1. Wix:AIとのチャットでWebサイトを自動生成し、そのまま編集・公開できます。日本語に対応しており、機能も豊富です。

2. Jimdo:いくつかの質問に答えるだけで、サイトの土台を自動生成します。シンプルな操作で、小規模なサイトに向いています。

3. Canva Websites:Canvaのデザイン機能でWebサイトを作成・公開できます。1ページ構成のシンプルなサイトやイベント告知に便利です。

4. WordPress.com:AIと会話しながらWordPressのサイトを生成できます。生成後はブロックエディターで自由に編集できます。

5. Framer:デザイン性の高いサイトを自動生成できます。無料プランにもAI用のクレジット(利用回数の枠)が付いています。

6. Durable:プロンプトを入力すると、短時間でビジネス向けのサイトを生成します。顧客管理などの機能も備えています。

7. Webflow:プロンプトからページとデザインの基本ルールを生成できます。無料でもAI生成は試せますが、本格的な公開には有料プランが必要です。

8. Readdy:プロンプトやスクリーンショットからサイトを生成し、ホスティングまで一体で提供しています。

コード生成型(サイトやアプリのコードを自動生成)

9. Bolt.new:プロンプトからWebサイトやWebアプリを生成し、ブラウザ上でプレビュー・公開できます。

10. Lovable:会話形式でWebアプリやLPを生成できます。アプリ寄りの機能を作りたい場合に向いています。

11. v0(Vercel):UIやWebサイトを生成し、Vercelに公開できます。Vercelの無料プランは非商用の個人利用に限られる点に注意しましょう。

デザイン生成型・チャットAI型

12. Google Stitch/Gemini(Canvas):Google Stitchは画面デザインを生成し、FigmaやHTMLに書き出せます。GeminiのCanvas機能では、会話でHTMLを作成してプレビューできます。どちらも無料で使えます。Geminiでの作り方はGeminiでホームページを作成する方法で解説しています。

ツールの特徴をさらに詳しく知りたい方は、AIホームページ作成ツール比較16選もご覧ください。

無料の自動生成AIを使うときの注意点

無料で使えるのは魅力ですが、次の点は事前に知っておきましょう。

注意点内容
独自ドメイン無料プランでは、ほとんどのツールで独自ドメインが使えない
広告・ロゴサービスの広告やロゴが表示されることが多い
利用回数AIの生成回数やクレジットに上限がある
商用利用一部のホスティング(GitHub Pages、Vercelの無料枠など)は規約で商用利用が制限されている
移行ビルダー型で作ったサイトは、別のサービスへそのまま移せないことが多い

「まずは無料で試して、気に入ったら有料プランへ」という使い方が基本です。完全に0円で公開したい場合はAIでホームページを完全無料で作成・公開する方法を参考にしてください。

自動生成したあとに人が必ず直すべき5つの項目

ここが、この記事で最もお伝えしたいポイントです。自動生成AIでサイトを作ったら、公開前に次の5項目を必ず見直しましょう。

AIでWebサイトを自動生成したあとに人が直すべき5つの項目
自動生成したあとに必ず直すべき5項目

① 架空の情報を差し替える

自動生成されたサイトには、AIが仮で入れた店名、住所、電話番号、料金、実績の数字などが含まれていることがあります。一見それらしく見えるため、見落としがちです。すべての情報を実際のものに置き換えましょう。

② 無難な文章を具体的にする

「高品質なサービスをご提供」「お客様に寄り添った丁寧な対応」といった表現は、AIがよく使う無難な言葉です。比較しているお客様には、選ぶ理由が伝わりません。「創業〇年」「〇〇件の実績」「〇日以内に対応」など、数字や具体例に書き換えましょう。

③ 画像を実際の写真に替える

生成画像やフリー素材は、雰囲気づくりには便利ですが、商品・店舗・スタッフ・施工例などは実際の写真を使う方が信頼につながります。生成画像を実際の写真のように見せることは、誤解やトラブルの原因にもなります。

④ 問い合わせまでの導線を確認する

問い合わせや予約のボタンが、スマートフォンで見たときにすぐ見つかる位置にあるかを確認しましょう。また、コード生成型やチャットAIで作ったサイトでは、問い合わせフォームが見た目だけで送信の仕組みがないことがあります。実際にテスト送信して確かめてください。

⑤ SEOの基本設定を整える

ページごとのタイトル、説明文(meta description)、見出しの構成を整えます。自動生成のままだと、すべてのページで同じようなタイトルになっていることもあります。検索から見つけてもらうためには、ページごとに内容を表すタイトルを付けることが大切です。

制作会社から見た「自動生成AI」との上手な付き合い方

ホームページ制作の現場から見ると、Webサイト自動生成AIは「完成品を作る道具」というより、「考える時間を生み出す道具」です。

構成案やデザインのたたき台が数分でできるようになった分、本来時間をかけるべき「誰に、何を、どう伝えるか」を考える余裕が生まれます。自動生成したサイトを見ながら、「自社ならここはこう言いたい」「この情報は足りない」と気づけることも大きなメリットです。

一方で、自動生成されたサイトは、競合他社も同じツールで作れるという点を忘れてはいけません。ツールの機能で差がつかない時代だからこそ、自社の強みや一次情報をどれだけ載せられるかが勝負になります。

目的に合う自動生成AIを選ぶ3ステップ

12個のツールから選ぶときは、次の3ステップで絞り込むと迷いません。

  1. 「公開まで完結させたいか」を決める:完結させたいならビルダー型。デザイン案や試作だけでよいなら、デザイン生成型やチャットAI型
  2. 「誰が更新するか」を決める:自分や社内の担当者が更新するなら、日本語で使えて画面上で編集できるツールを選ぶ
  3. 「必要な機能」を書き出す:予約、決済、ブログ、多言語など、必要な機能が無料・有料のどちらで使えるかを確認する
こんな場合選ぶタイプツールの例
公開まで手軽に済ませたいビルダー型Wix、Jimdo、Canva Websites
デザインにこだわりたいビルダー型Framer、Webflow
予約や診断など機能を作りたいコード生成型Bolt.new、Lovable
まずは見た目のイメージを固めたいデザイン生成型・チャットAI型Google Stitch、Gemini

自動生成AIの出力を良くする「指示の出し方」

自動生成AIの仕上がりは、最初の指示でほぼ決まります。次の要素を入れて指示しましょう。

  • 業種と地域:例「福岡市中央区のパーソナルジム」
  • ターゲット:例「運動習慣のない40代の会社員」
  • 目的:例「無料体験の申し込みを増やしたい」
  • 強み:例「1回30分で通える、食事指導付き」
  • 雰囲気:例「清潔感があり、親しみやすい」
  • 必要なページ・項目:例「料金、トレーナー紹介、体験の流れ、よくある質問」

指示を具体的にするほど、生成後に直す手間が減ります。業種別の指示例はAIでホームページを作成した例でも紹介しています。

よくある質問

Q. Webサイト自動生成AIは本当に無料で使えますか?

多くのツールに無料プランや無料枠があり、サイトの自動生成を試すことができます。ただし、独自ドメインの利用や広告の非表示、生成回数の追加には有料プランが必要なのが一般的です。

Q. 自動生成したWebサイトをそのまま公開しても大丈夫ですか?

おすすめしません。AIが入れた架空の情報や、事実と異なる内容が含まれている可能性があるためです。この記事で紹介した5つの項目を確認してから公開しましょう。

Q. 自動生成AIでECサイトや予約サイトも作れますか?

WixなどのビルダーではEC機能や予約機能を使えるものもあります。ただし、決済や予約の機能は有料プランが必要な場合が多いため、事前に確認しましょう。

Q. 自動生成AIで作ったサイトはSEOで不利になりますか?

AIで作ったこと自体が不利になるわけではありません。読者の役に立つ具体的な内容と、適切なSEO設定ができていれば、検索で評価される可能性は十分にあります。

まとめ:自動生成AIは「無料で試し、人の手で仕上げる」

  • Webサイト自動生成AIは、業種の定番パターンをもとに構成・デザイン・文章・コードを組み立てる
  • Wix、Jimdo、Framer、Bolt.new、Google Stitch、Geminiなど、無料で試せるツールが多数ある
  • 自動生成後は「架空の情報・無難な文章・画像・導線・SEO設定」の5項目を必ず直す

とはいえ、自動生成したサイトを「問い合わせが増えるサイト」に仕上げるには、原稿や導線の設計、SEOなど専門的な知識が必要です。スゴヨクでは、AIも活用しながら、市場調査にもとづいた「売れる」ホームページを制作し、公開後の改善まで伴走しています。

自動生成したサイトの見直しや改善のご相談も歓迎です。まずは無料相談から、お気軽にどうぞ。

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スゴヨクン
この記事の執筆者
スゴヨクン

成果主義Webマーケター見習い。
SEOから広告運用、アクセス解析まで「売れる仕組みづくり」を魔法のように研究中。
難しい用語もやさしく噛み砕いてお届けします。
「スゴくヨクなる」ヒントを、今日もあなたに。

株式会社スゴヨク 川上晋平
この記事の監修者
川上 晋平

株式会社スゴヨクにてマーケティング戦略の立案から実行までを統括。中小企業やスタートアップ向けにWeb広告運用、LP制作、SEO対策など幅広い支援を行っており、これまでに100社以上のデジタル施策をサポート。現場の視点とデータに基づいた分析力に定評があり、確かな実績と最新の知見に基づいた監修を行っています。
■資格:
Google アナリティクス認定資格
Google 広告の検索広告認定資格
Google 広告「ディスプレイ広告」認定資格


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