【CSS基礎】img要素の画像の下にできる余白・隙間を消したい!

目次

はじめに


福岡のホームページ制作・SEO対策の株式会社スゴヨクです。


HTMLにimg要素を記述し、いざCSSで表示の調整を行おうとすると、画像の下に謎の余白ができて困ったことはありませんか。

デベロッパーツールで確認してみると、paddingでもmarginでもなくどうしたらいいかわからない……という方に、このimg要素の画像のしたにできる余白がなに者なのかと、その消し方について解説していきます。



謎の余白の正体

img要素の特徴・性質

img要素のdisplayプロパティの初期値には「inline」が設定されており、それにともなってvertical-alignプロパティの値が「baseline」となっています。

→「displayプロパティのblock・inline・inline-blockの違いと使い分け」についてはこちらから

しかし、img要素の画像には、テキストと異なって「baseline」というものは存在しません。そのため、画像の下端がテキストでいうところの「baseline」として認識されます。



vertical-alignプロパティにより画像の下端が「baseline」にそろえられると、テキストの「gjpqy」などのベースラインの下にはみ出す部分が、img要素の画像ではなにも存在しない謎の余白として生じてしまいます。これによって、このベースラインの下の空間分だけ画像が浮いたような状態となります。

→「vertical-alignプロパティの特徴と使い方」についてはこちらから


解決方法

謎の余白の正体と原因がわかったところで、解決策はとても簡単です。vertical-alignの値が「baseline」であることによって余白が生じてしまうため、これをほかの値に設定するだけあっという間に解決することができます。

困ったときにはvertical-alignに「bottom」や「top」に設定してみてください。


または、vertical-alignの値はinlineやinline-blockの要素に対して有効であるため、「display: block;」を設定することでも解決することができます。



おわりに


img要素の画像のしたにできる余白を消すことができずに困っている方、勉強中の方の参考になれば幸いです。

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スゴヨクン
この記事の執筆者
スゴヨクン

成果主義Webマーケター見習い。
SEOから広告運用、アクセス解析まで「売れる仕組みづくり」を魔法のように研究中。
難しい用語もやさしく噛み砕いてお届けします。
「スゴくヨクなる」ヒントを、今日もあなたに。

株式会社スゴヨク 川上晋平
この記事の監修者
川上 晋平

株式会社スゴヨクにてマーケティング戦略の立案から実行までを統括。中小企業やスタートアップ向けにWeb広告運用、LP制作、SEO対策など幅広い支援を行っており、これまでに100社以上のデジタル施策をサポート。現場の視点とデータに基づいた分析力に定評があり、確かな実績と最新の知見に基づいた監修を行っています。
■資格:
Google アナリティクス認定資格
Google 広告の検索広告認定資格
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