【CSS基礎】marginとpaddingの違いと使い分けポイントをわかりやすく

目次

はじめに

福岡のホームページ制作・SEO対策の株式会社スゴヨクです。



初心のころに立ちどまりがちなCSSプロパティのmarginとpaddingについて解説します。なるべくわかりやすく、かみ砕いて簡単にまとめていきたいと思います。



HTMLのボックスモデル

「ボックスモデル」という概念


marginとpaddingの違いについて理解する前に、まずはHTMLのボックスモデルについて簡単に説明します。


HTMLの中身は全て、以下のような四角い箱型の概念に基づいて成り立っています。




内側から順に、
・content:内容、中身の本体
・padding:境界線(border)と中身の本体(content)との間の余白
・border:要素の内側(padding + content)と外側(margin or 他の要素)との境目、境界線
・margin:境界線の外側の余白、要素と要素の間の余白


この四角い箱型の概念に基づくHTMLの構成のことを、一般的にボックスモデルと言います。



要素の内側


上の図で示しているように、中身の本体(content)に境界線(border)+中身と境界線の間の余白(padding)を合わせたものが〈要素(HTMLのタグ一組に囲まれた部分)〉ということになります。




要素の外側


content + padding + border ←ここまでが要素の内側、すなわちその要素特有の部分です。

その一方で、marginは要素の外側、すなわちある要素と他の要素の間の余白です。


要素の外側ということは、その要素に接しているものではありますが、その要素のものではないということになります。


もう少し詳しく説明すると、
たとえば、同じ領域に異なるmarginの値を設定しているときは、値が相殺されてより大きい範囲のものが適用されます。
上の要素にmargin-bottom: 50px;
下の要素にmargi-top: 80px;
を指定した場合、値の大きい80pxのほうが採用されて、この2つの要素の間の余白は80pxということになります。


また、親要素にmarginが設定されていない状態で子要素にmarginを設定すると、そのmarginが親要素の外にはみ出すということが起こります。



marginとpaddingを理解するためのポイント

その1

・borderの外側に余白を作りたいときにはmargin
・borderと中身の間に余白を作りたいときにはpadding



その2

・paddingはその要素特有のユニークなもの
・marginは他の要素と共有しているグローバルなもの



その3

場合によってはmarginでもpaddingでも、どちらでもよいときもあります。



おわりに


marginとpaddingの挙動に悩んでいる方、勉強中の方の参考になれば幸いです。

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スゴヨクン
この記事の執筆者
スゴヨクン

成果主義Webマーケター見習い。
SEOから広告運用、アクセス解析まで「売れる仕組みづくり」を魔法のように研究中。
難しい用語もやさしく噛み砕いてお届けします。
「スゴくヨクなる」ヒントを、今日もあなたに。

株式会社スゴヨク 川上晋平
この記事の監修者
川上 晋平

株式会社スゴヨクにてマーケティング戦略の立案から実行までを統括。中小企業やスタートアップ向けにWeb広告運用、LP制作、SEO対策など幅広い支援を行っており、これまでに100社以上のデジタル施策をサポート。現場の視点とデータに基づいた分析力に定評があり、確かな実績と最新の知見に基づいた監修を行っています。
■資格:
Google アナリティクス認定資格
Google 広告の検索広告認定資格
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